社会人の習い事に求めることは?
社会人になって仕事が落ち着いたころ、習い事を始めようと思ったことはありませんか。
楽しく続けられて、スキルがついて、出会いも少し期待できて。
何かやってみたいけれど、まだ決めかねている方に、自宅で行うテーブル茶道のご提案です。
Contents
あなたの習い事の目的はなんでしょうか
子どもが習い事をするのは、学校以外の交友を深めたり勉強以外の自分の特技を知るためですね。
ピアノを習って指先が器用になること、水泳を習って体力をつけることは、他の場面でも役に立ち、将来の自分の進路を決めるのにも一役買います。
では大人になったあなたの習い事の目的はなんでしょうか。
- ストレスを発散する
- 教養を身に着ける
- スキルを身につける
- 癒しを求める
どれも素敵ですね。社会人は忙しいですから、少しでも仕事やプライベートをより充実させるための役に立つ習い事に人気が集まります。
2021年11月に発表されたランキングでは、
- 楽器
- 英会話
- 料理
- ダンス
- ヨガ・ピラティス
という結果でした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000041309.html
「役に立つ」だけではなく「意味がある」習い事を
このランキングを見て、少しだけ考えてみたいのです。
楽器を習う大人は、本当に「役に立つ」だけで習い事を始めたのかということを。
ただピアノの指運びがうまくなりたいのではなく、新しい曲を弾くぞと心に決めて、お手本の曲を聴き、感情の乗せ方や繊細な音を再現してみたいのです。それは日常ではほとんど役に立ちません。けれど、自分の音に対する「美意識」を高めています。
同じように英会話も、ただ英語を話せるようになりたい、だけでは上達しませんし面白くありません。
外国人とコミュニケーションをとるためには、ときに悲惨な歴史を含む背景を理解し、教養を深めて、自分という人間の器を大きくしていくのが楽しいのであり、続ける価値、意味になっていきます。
わたしたちは、「役に立つ」習い事をしたいと言いながら、直接は役に立たない、遠回りだけれど自分の地力を向上させるように「意味のある」習い事をしたいと思っているのです。
大人の生活スタイルに合った習い事
大人の生活スタイルとは、仕事をして、家事や子育てもしながら毎日を充実させることです。
忙しい社会人が習い事を始めるとき、気にしたいポイントは2つ。
- 時間と費用に無理のないこと
- スキルだけでなく自分の心が成長すること
つまり、家族との兼ね合いの中でも、自分の美意識や人生に対する向き合い方がより良くなる習い事を選んだ方が良い、ということです。
そこで、テーブル茶道を候補に加えてみていただきたいのです。
テーブル茶道は「役に立つ」し「意味がある」
茶道は長らく女性が身に着けるべき教養でしたが、今はその反動もあって社会人の生徒は減少しています。
しかし、ご存じですか。
東京やニューヨーク、パリのビジネスマンが茶道を始めていることを。
特に男性が多いのです。もともと千利休をはじめとする男性文化だったからでしょうか。
畳で着物や袴を着てお稽古をするのはハードルが高いと感じられても、目に見える「役に立つ」部分は納得できると思います。
茶道を習い事にしたときの「役に立つ」こと
- 抹茶はスーパーフードで健康に良い
- 美しい所作を知る
- 茶碗や掛け軸などの価値について知識を得る
しかし、これだけではありません。
30代、40代となった大人のあなたに必要なのは、小手先のスキルではなく人間の度量を広げていく時間です。
茶道を習い事にしたときの「意味がある」こと
- 「茶道瞑想」マインドフルネス体験ができる
- 禅語を味わい人生を振り返る機会がある
- 暮らしの質を向上するための美意識が育つ
良いもの、本物に触れることは自分にとっても大切です。
子どもがいらっしゃればなお、「受け継ぎたい」「親が大切にする人生の指針を伝えたい」「行動で表したい」と考えるでしょう。
テーブル茶道は現代の大人・社会人の習い事です
茶道が良いものでなければ、豊臣秀吉の時代から400年以上も続くはずがありません。
現代に合わなければ、その合わないところだけをうまく補えばいいのです。
- オンラインで
- 月に一度
- 学んだことを家族にも還元できる
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